見積もりに差が出てしまう理由
相見積もりをとると、会社によって料金に大きな差が出て驚くこともしばしば。「施工内容に大きな違いはないはずなのに、なぜ?」と驚かれる方も少なくありません。「この会社が安いからお願いしよう」と決めてしまうその前に、見積もりに差が出てしまう理由を知りましょう。


- 施工範囲を明確に伝えないと、会社によってとらえ方が違うので曖昧な見積もりが出てしまいます。どの箇所を施工してほしいのかをきちんと伝え、全部の会社で同じ箇所・同じ条件で見積もりをとりましょう。


- 下請け業者を利用している会社の場合、業者間でうまく連携が取れずに「見積もり上の施工範囲」と「実際の施工範囲」に違いが出てしまうこともあります。そのため、依頼した施工範囲とのずれが見積もりの差を生んでしまうというわけです。

-
付帯部分の塗装範囲や使用する塗料が明確でない、項目が細分化されてない、図面要求がなく施工面積を明記していないなどの見積もりは危険です。見積もりをきちんと見て、不明確な部分について確認しておきましょう。もしきちんと答えてくれなかったら考えもの。
また「この部分の施工もしておきますか?」と言われた際には、「見積もり範囲内かどうか、範囲外であるなら費用はどれくらいかかるのか」を確認しておくことが大切です。
「見積もりと違う!」Aさんが外壁塗装で失敗した理由
建築からずいぶんと経ったAさん宅。外壁をなぞると、チョークで塗ったように指が白くなったそう。「これは大変」と外装塗装をすることにしたAさんはインターネットなどで複数の会社に見積もりをとり、一番安い業者に依頼しました。
来てくれた業者の人の対応はとても親切で、「信頼できる感じがしたのに……」とAさんは語ります。依頼した壁以外にも見てくれたようで、「付帯部分も錆びていますね。取り換えて塗装してもいいですか?」とのこと。なんて親切なんだろうとAさんは感心し、そして喜んでお願いされたそうです。

ところがある日、追加費用の請求書が届きます。なんだろうと業者に確認したところ、「付帯部分の塗装費用になります。見積もりには付帯部分の塗装は入っておりませんので」とのこと。もらった見積書を見直してみると、確かに付帯部分は含まれていませんでした。ですが、よく見てみると非常に曖昧な見積もりだったのです。使った塗料も不明確でしたし、施工面積の記載も特になく……。「追加工事ならその旨を伝えるべきでは?」とその業者の姿勢に疑問を感じる以上に、「本当にきちんと施工してくれたのかな。この曖昧な見積書では仕事も安心できない……」という不安がAさんを襲いました。
安いから選んだという理由に反して、結局は支払総額も高くなってしまったそう……。Aさんは肩を落としながら語っておられました。
大事なのは見積もり段階での業者選び
この事例の場合、Aさんがおっしゃっているように施工会社の姿勢に疑問を感じざるを得ません。とはいえ、Aさんの側でも対処することはできました。
この2点を行っていれば、このようなことは起こらなかったでしょう。また、できれば良い見積もりを出す会社に依頼するのが理想的ですね。
他にも知っておきたい塗装の基礎知識
- 外壁塗装の種類
- 「外壁塗装」と聞くと、壁部分だけの塗装だと思われる方はたくさんいらっしゃいます。実際は壁の他にも屋根や金属部、木部なども塗装することが可能なのです。
- 良い見積もりVS悪い見積もり
- よく耳にするトラブルに巻き込まれないためにも、どのような見積書が良いのかについて事前に知っておきましょう。
- 壁塗装よくあるトラブル集
- 「追加費用が必要だった……」「近所から苦情がきた……」できることならトラブルは避けたいものです。こちらのページでその回避策をご紹介いたします。


